テレビ離れ

ー概要

 

ネットでの配信動画や、映画放送後のオンデマンド配信、Netflixや Huluなどのネットによる配信媒体が普及し、若者によるテレビ離れが加速しています。少なくともここ数年で若者によるテレビからネットへの移動が目立つようになり、テレビの需要はますます減っています。テレビは大画面で見ることができる一方で、コンセントや配線などをつないだり内蔵されているチューナーをアンテナと連携させる手間を要することから「めんどくさい」と感じる若者が多いようです。

 

ーなぜネットへの移動?

 

それに対してネットはアプリを落としてログインを済ませればワンクリックで動画を見たい放題。便利な機能がたくさん搭載されているうえネットはコンパクトかつ持ち歩きが可能なため、場所を問わず視聴することができるのも大きいでしょう。また、テレビだと画面がときどきボヤけたり粗くなったりする一方、スマホの液晶画面は高画質かつ高解像度なのでカラー再現性が高いのが魅力的。

 

白黒の薄型テレビ、覚えてますでしょうか?私は詳しく知らないんですが、白黒やモノトーンが主流だったテレビはのちに進化をしてアナログやデジタル、さらにはハイビジョンにもなって画質がクリアになり、音質劣化やブレなどが一切なく機能面での向上を果たしたことから一時は「テレビ元年」と呼ばれる、ある種のムーブメントまで生まれました。しかしそこからテレビによる機能面での限界にぶつかり、ネットの便利さに目をつけた若者がしだいに移動。2008年にスマホが発売されて折り返し地点を過ぎた頃からテレビ離れが始まりました。思えばスマホという画期的な発売がテレビ離れの原因だったんですね。

 

ーテレビにはあってネットにはないもの

 

しかしそんなテレビにもちゃんと需要はあります。例えば SwitchやPlayStation4など最新のハードはテレビに繋ぎ大画面に映してプレイすることが基本でネットの画面に移すことはできません。一応スマホ版のゲームやソシャゲなどリリースされておりますが、今でも絶大な人気を誇るのがSwitchやPlayStation4などのゲーム機です。私はSwitchを1台持っており、テレビにHDMIをつないで本体を起動することで大画面でのプレイを楽しんでおります。ネットにはない楽しさがあるのでテレビの需要が完全になくなったわけではありません。

 

ーしかし番組の質自体は…

 

とはいえ番組自体は朝のラヴィットやワイドショー、お昼帯の3分クッキングなど低俗なものがズラーっと続き、夜にはくだらないバラエティ番組などが何時間も放送されるのでゲーム以外の用途でテレビを使う機会はあまりないかもしれません。とりわけ月9や火曜ドラマなど深夜帯に放送される作品は見る価値もありますが、朝昼の番組はほとんど低俗なものばかりなので極力つけないようにしています。テレビつけてるとCMの多さにもびっくりしますね。まあ、それ言ったらネットも広告の多さにうんざりしますが…。

 

ということでテレビ離れが進む原因の少しを今日は語ってみました。拙い文章で申し訳ありませんが、今後もテレビ放送の動向を追っていきたいと思います。