病気のない身体

病気というのは生活のあらゆる日常シーンに支障をきたすもの

2019年にコロナパンデミックが到来して以降、病気に対する見方はさらに変わりつつあり、病院では集中治療室の使用も増えています

重症化患者が多くなった現在、どのように適切な治療を施し、アドヒアランスを促していくのか

まさに医療現場の手腕が問われるところです

コロナはもとより、パニック障害からうつ、喘息まで、病気にはあらゆる種類が存在します

パニック障害とは、気が狂ったかのように周囲のものや人が怖くなり、過敏に緊張してしまう症状のことを指します

うつは現実逃避に近い感覚で、何をするにもやる気が起きない状態のことを指します

自宅の部屋でグターッと横たわったり、やる気が削がれて勉強や仕事にも身が入らない等…

そして喘息とは聞き慣れた言葉ですが、気管支系の低下により、咳が止まらない病気のことを指します

わたしの友達も喘息で悩んでいた人がいたんですが、そのときの苦しさは耐え難いものらしいです

病気というのはなった人にしか苦しさはわかりません

喘息の辛さは字面だけでも十分伝わってはきますが、実際同じような病気にならないとどうしても実感は湧きにくいものです

わたしは多汗症という病気を現在患っていますが、周囲に話してもなかなか理解は得られないもの

外出先でも汗による発汗作用で悩まされており、非常に歯がゆい経験をしております

病気というのは百害あって一利なしなんですが、完全な健康体でいるのは理論上ほぼ不可能に近いです

毎日健康トレーニングをして、食生活・睡眠バランスを整え、栄養価の高いヘルシーな献立を考え、ちゃんと出かける前や帰宅後は手洗いうがいを徹底させる

そんな完璧な日程を組んでも、空気感染からくる病気はどんなに対策しても避けられませんし、かといって日常的にずっとマスクするというのは現実的ではありません

私たち人間は生まれながらに抗体というものを持っており、ウイルスや細菌を跳ね除ける免疫機能が備わっています

ウイルスが体内に侵入するとリンパ球が反応して、悪玉菌を撃退するよう身体に指令を出すのです

ここでの指令が身体のいわゆる不調という形で現れ、さまざまな症状を及ぼします

それだけ身体がウイルスに反応しているということです

ウイルスの感染力が強ければ強いほど、さながら水をぶっかけられたグレムリンの如く、体内増殖していきます

初めは対応しきれていたリンパ球も始末に負えなくなり、ウイルスが瞬く間に広がってしまい、体内を埋め尽くしてしまうのです

がんなどはまさにその典型例と言えるでしょう

私たち人間が5体満足でいつまでも健康体でいられること、それがどれほどありがたいことなのか、身にしみて覚える必要があると思うんです