怖い恐怖体験

ー概要

 

タイトル通り人生で経験した中で1番怖かった恐怖体験があります。それは近くのガストで食事していた頃の話です。会計を済ませ、店のドアを閉めると同時に1人の少女がする〜っとそこを抜けていきました。一見すると普通じゃんみたいになりますが、そこに僕と一緒にいた父親はその少女の姿に全く気づかなかったとの事。まるで心霊現象さながらの様子でした。寸分の気配も悟られずに父親と僕の前を素通りしていったので、もしかしてあれは幽霊?とまで思ってしまう自分がいました。父親は割と真面目そうな顔で「え?少女?」みたいに言ってきたのでまんざらでもない様子。あれは一体なんだったのか…。今でも鮮明に覚えている出来事です。

 

ー心霊現象というよりは…

 

このように人生には様々な不思議ちゃんがつきもの。心霊現象というよりは怪奇現象に近いかもしれません。何せ心霊現象というのは幽霊やお化けなど実体を持たない妖怪レベルのヤツらが写真の背後に映っていたり、夜にすーっと吹き抜けるような寒い感覚を覚えるのが本来の意味ですから。でも今回のは少し違います。1人の少女が自分の前を通り過ぎて、それにマジで気づいていない父親。父親は気配に敏感で、抜き足差し足レベルの足音じゃすぐに危険センサーが反応してしまうほど。まさしく歩く防犯カメラなのですがその少女は一切の気配を悟らせずにそのままドアの前を通り過ぎていった。一体何者だったんでしょう?

 

この一件で少し横にそれますが、DQドラクエ)5のワンシーンを思い出しちゃいました。簡単に言えば、「子どもしか見えないもの」。幼少期時代にベラという妖精をみた主人公はそのまま妖精の国へ連れて行かれ、雪の女王という吹雪の原因となる悪女を倒すことに成功します。そして月日が流れ、18年経った主人公には2児の子どもが誕生しました。再び妖精の国へ行くと、今度は主人公には見えない妖精が子どもたちには見えるという逆転現象が起こったのです。子どもにしか見えないもの。それは妖精や幽霊、お化けなど実体を持たない不可思議な存在ばかりですが、子どもにはそういった人の姿を看破する力を持っているのかもしれません。キツネに化かされたときは子どもを連れてくるのがいいかもですね(笑)

 

ー最後に

 

そんなこんなで怖かったわけですが、それ以降、そういった心霊に関するような出来事は一切起こっていません。心霊が怖いという割にはみんなサスペンスものや心霊もののドラマ映画を見たがるし、やはり怖いものを見て興奮する、そう言った体験も必要なのでしょう。エキサイティングな体験の共有こそが、人間同士のつながりを強めると言っても過言ではありません。もし恋愛や仕事仲間で関係が微妙だなーと思うときは、2人きりで興奮できるような場所を探してみてください。俗にいう吊り橋効果で、2人だけの感度が高まること間違いなし!だいぶ横にそれちゃったけど心霊現象が今まで一切なかった自分にとって、当時(8歳?)の体験は貴重なものでした。