モチベを保つ秘訣

ー概要

何事にも取り組む際、“モチベ″というやる気の源は不可欠です。どんなに収入のいい仕事でもモチベを保てないとそうそうやる気にはなりません。モチベの良さと仕事の効率の良さは比例し、楽しそうに仕事に打ち込んでる人ほど臨時収入やボーナスに恵まれている印象です。

 

それもそのはず仕事への意欲的な態度は、上司や社長といった目上の人の存在とも良い関係を保つことができ、好印象を与えることができるからです。逆につまらなそうに仕事をしている人は、上司や社長とも折り合いが悪くなかなか昇給や出世に恵まれません。モチベとは、自分自身のやる気を見出すだけでなく他の人との良い関係性を築くのにも役立っているのです。

 

ーモチベを保つ秘訣

では本題に入ります。モチベを保つためにはどうすればいいか。つとめてモチベを維持し続け、仕事に取り組むにはどうすればいいか。普遍的な問いです。昨日母親から夜に電話があり、同期の税理士が赤字などの経営危機にさらされ、モチベが低下しているとのことを聞きました。好きで税理士をやっていたのにそれがモチベ低下の原因になる…。これでは本末転倒ですよね。

 

私の場合、モチベを保つ最大の秘訣としては、″手段と目的をすり替えない″ことだと思っています。よくありがちなのが、ブロガーの存在です。ブロガーは良質なネタをもとに記事を書き広告を貼り付けて稼ぐ職業ですが、その場合「より良い文章を書き続けて多くの広告収入を得たい」というふうに方向性が変わってしまったらかなり危険です。

 

ブロガーを始めたきっかけを思い出してください。多くの人は、「自分の趣味嗜好」「雑談」的な方向性で書いていたと思いますが、収入が膨らむにつれ、その方向性がしだいに「多くの広告収入を稼ぐ」ほうにシフトしてしまった。原点に帰ると、自分がしたかったことや目的としていたものが見えてくるはずです。つまり「収入を稼ぐこと」が目的と化してしまった。それを達成する手段として「文章力を鍛える」「良質なネタを考えブラッシュアップさせる」という方向性に変化してしまった。これが1番ブロガーにありがちな傾向です。

 

より良い文章を書くために、毎日違うネタを考えて広告収入を得る。それが目的と化すうちに、だんだんと「文章を書くこと」が自分の趣味の範囲から外れ、モチベ低下の原因となってしまうのです。例えば、毎日コンスタントに「より良い記事」を書き続けられる人なんていないでしょう。調子の悪いときには、文章の手が止まってしまうこともあります。その際、「こんな記事では多くの人に見てもらえない…」と勝手に解釈してしまい、文章にかけるエネルギーや時間が膨らんでしまう。それはしだいに「文章を書くことへの苦痛や辛さ」につながっていき、最終的には安定した収入が見込めずブロガーをそのまま引退してしまう人もいます。これが1番陥りやすいブロガーの闇です。

 

なので結論として、私は「目的と手段の入れ替え」が1番の原因だと思っています。たとえ趣味程度の記事だとしても毎日見てきてくれるフォロワーのために一生懸命書き続けることのほうがよっぽど大事ですし、肩肘張って無理に上質なネタを書こうとする必要はありません。自分がどれだけの力量なのか…みたいな調査も必要ありません。多くのブロガーは、直帰率、コンバージョン率、離脱率など1日に見てくれる人の行動変容や態度を判断の指標として見ていますが、そんな人のためにいちいち神経すり減らすのはアホらしいと思いませんか?「今日は見てくれてる人が少ないな…」みたいに確認していたら、そりゃモチベの低下につながるのも無理はありません。モチベ向上のためには趣味の範囲でとどめることが1番であり、あくまで「目的と手段を入れ替えない」ことです。

 

※最後まで読んでくださりありがとうございました。