昨日、母親から電話があり、近況報告をしました。
そしてメロンパンに関するブログを書いたことを報告すると、書くだけでは実感が湧かないので直接作ってみようということになりました
グラニュー糖から薄力粉、ホームベーカリーからスケッパー、オーブンまで用意する材料や調理器具は多いですが、それだけに完成したときの喜びは大きそうですね!
祖母にもメロンパンの話をしたのですが、祖母からは「メロンは使うの?」という質問がきて、改めてメロンパンのルーツを思い起こさせるきっかけとなりました
メロンパンは名前こそ”メロン”という名詞が入っているものの、実際にはメロンという果物は一切使われていないんですね
メロンピューレやメロンジュース、メロンクリーム等を使ったメロンパンはありますが、それはあくまで後付けのトッピング…(笑)
メロンパン自体の歴史に、メロンという果物が使われているという形跡は一切ありませんでした
そしてその発祥も興味深いものがあり、メロンパンは元はラグビーボール状の楕円形をしていて、細長いフォルムだったのです
今でも西日本(関西圏の一部地域)ではそのような形状のメロンパンは売られていますが、一般的にイメージするポピュラーなメロンパンの形状といえば丸っこいフォルムですよね
細長いメロンパンはなんでもライスを盛り付けるときに流し込む型にちなんでいるとか
また、メレンゲパンがなまってメロンパンになったという説もあり、様々な憶測を呼んでいます
さすがに細長いメロンパンは我々の庶民的なイメージとはかけ離れているので、今回作るのは普通の丸いメロンパンにしたいとは思っていますが(笑)
昨日母親から聞いたのですが、メロンパンの表面によくついている格子模様は、スケッパー以外の包丁でも代用可能とのとです
しかし、専用の器具で模様をつけたほうがおそらく”見栄え”自体はよくなるでしょう
見栄えの良さは、料理において視覚的な達成感をもたらすほかインスタ映えもするので、やはりストーリーズやハイライトなどの投稿欄にアップするにはそれなりの見栄えを意識しないといけません
記念的な一品として、写真に収める際にもやはり見栄えの良さは大事ですからね
まして、私の母親はフォトグラファーですから
メロンパンのカリモフ感を写真にばっちり収めてほしいものです
オーブンでの適切な焼成温度や、一次二次発酵、ガス抜き等の工程は、手間はかかりますがパン作りならではの作業です
しっかり調理を通じて、思い出に残る素敵なメロンパンを焼き上げたいものです